福岡日記(4)八女市福島
5月2日は滞在中唯一の平日だったので、道路もさほど混まないのではと見込んで、車で八女市福島に行きました。
途中、お昼に寄ったのは筑豊ラーメン山小屋。こちら、北仙台にもあったお店ですが、行こう行こうと思っているうちに閉店してしまった。
焼き飯(ミニ)は外せない。スープはかなりこってり。細麺によく合います。
思うんだけど、東北の豚骨ラーメンはかなりあっさり作ってあって、店の匂いも全然違います。福岡は店に入る前から強烈な豚骨の匂いがするし、味も濃厚。慣れない人にはキツいかも。
さて福島地区はずいぶん前から行きたかったところで、昔の商家の街並みが残っていて重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
車を止めた物産館のすぐ近くに旧国鉄矢部線の鉄道記念公園があり、そのレールを使ったという全長510メートルのすごい長さの藤棚がありました。これは咲いているところを見たかったなぁ。
さてこの日は月曜日だったため、物産館を含めお休みの店が多く町は静かでしたが、のんびり散策してみました。
まずは福島八幡宮。緑が濃い!
外堀に面して大きなクスノキ。
本殿は残念ながら改修中でした。
神社の前の道には白壁の建物が並びます。
ワンコも日なたぼっこしながらウトウト。
ニャンコもいました。
そして特に行きたかった、うなぎの寝床。地域文化を広く探求して広めていく商社です。
こちらは旧寺崎邸。日本全国の手仕事の逸品が取り扱われています。
お客さんが多かったので一部だけちょっと撮影。
本のコーナーもあります。
店頭にあだち珈琲が入っていたので冷たい飲み物で一服。本棚の前にいくつか席が作ってあります。福岡市内の警固にも店舗があるようでした。
こちらは旧丸林本家。主に久留米絣のもんぺや服を取り扱っています。
3階建ての商家。
水路もあって、いい町です~。
町を歩いていて気がついたのは、提灯屋さんがすごく多かったこと。
調べてみると八女提灯(昔は福島提灯と呼ばれていた)は日本の伝統的工芸品にも指定されているのでした。
昔からの商家と、新しく若い人たちが始めたお店が混在する静かできれいな町でした。
時期的にもちょうどよく、天気もよくて楽しく回りました。できればお店がもっと開いている日にもう一度行きたいな~。
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