史跡・建物

2025年7月 2日 (水)

大室古墳群@群馬県

6月は2回しか更新できなかった…。ヤバい。

群馬の話をもう一つだけ。

JR東日本のCMに吉永小百合さんが出ているのを見て以来行きたかった大室古墳群に行きました。

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大室古墳群は6世紀頃の前方後円墳で、きれいに整備された広い公園内に点在しています。

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福岡で『はにわ展』に行ってから埴輪好きになっている自分としてはぜひ見たかったところ。

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よく保存してあってびっくり。

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石室内に入れるところもあります。

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本当に広くていい公園で、犬の散歩をする人、ヨガをする人、遠足に来た園児たちと、何百年も前からある古墳が共存していて、とてもいい光景でした。

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お天気も最高で、赤城山がよく見えました。

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群馬はなかなか遠くて、そうたびたびは行けないだろうけど、富岡製糸場と大室古墳群の2つに行けたので自分としては大満足の旅でした。

思いがけずあしかがフラワーパークにも寄れたし。

 

2025年6月20日 (金)

富岡製糸場@群馬県

すっかり投稿が途切れていますがやめたわけではありません。

2ヶ月前になってしまったけど、4月の終わりに群馬・栃木に行ったときの話。

途中のサービスエリアで食べた佐野ラーメンと宇都宮餃子。

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宇都宮餃子専用の味ぽんが置いてあって、売店でも売っていたので帰りに買いました。

辛みがあっておいしかった。

世界遺産の富岡製糸場には前々から行きたくて、このたびやっとかないました。

駐車場から富岡製糸場に歩いて行くまでの道には、車が通れない狭い路地がいっぱいでワクワクします。

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製糸場内はこのようになっていて、私が行ったときは東置繭所の北にある蒸気釜所の回りは改修工事中でした。

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国宝にもなっている東置繭所をはじめ建物はどれも長くて写真には納まりませんが、本当にきれいに保存管理されてあります。

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こちらも国宝に指定されている繰糸所。

長い長い工場にたくさんの機械。

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『あゝ野麦峠』を思い出します(世代)。

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他にもいろいろ見て回ったんですがうんと飛ばして、こちらは当時の社宅。

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狭いんですけど、なんかコンパクトで暮らしやすそうです。

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かなり暑い日でしたが行けてよかった。

ガイドツアーもあるし、繰糸所では繭から糸を取る実演も行われていて興味深かったです。

実は初の群馬県で、その点でも楽しかった。

富岡の町ももっとゆっくり見て回りたかったな。

2025年2月28日 (金)

出島大橋@女川町

女川町の離島、出島に去年の暮れ出島大橋が開通しました。

出島ってどんなところだろう?とさっそく行ってみました。

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町のホームページによると、供用延長:L=2,920m(本土~架橋 2,192m、架橋 364m、架橋~出島 364m)

本土から近いです。(写真は島から出るときに撮ったものです)

島に入ると道は左右に分かれますが、島を一周することはできません。

また、今のところ島に飲食店などはありません。

私たちは右に曲がって港に突き当たったので、引き返して左の方に行ってみました。

そしたらそちらの出島港には臨時の駐車場があり、私たちみたいにちょっと来てみました~って感じの車が10台くらい止まっていました。

港から見える出島大橋。

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『実現させよう!出島架橋』の文字。

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驚いたのは水の透明度。

海の底まできれいに見えました。

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この港に牡蠣小屋や海鮮が食べられる食堂なんかができたらにぎわうだろうなぁとは思ったけど、今のまま静かな場所であってほしいとも思いました。

そもそも観光用ではなく、島で暮らす人の悲願でできた橋ですものね。

島には出島縄文配石遺構群(ストーンサークル)という遺跡もありました。

駐車場はないので道の脇ギリギリに寄せて止めて、夫が見にいきました。

どういういわれかは解明できていないようです。

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海が見える丘に環状に石が並んでいました。

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夏になって緑が濃くなると島全体の風景も違って見えるかも。また行ってみたいです。

 

2025年1月20日 (月)

静嘉堂@丸の内『平安文学、いとをかし』

お正月休みの終わる頃、日帰りで東京に行きました。

目的はいくつかあって、ひとつはこれ。

丸の内の明治生命館にある静嘉堂文庫美術館で行われていた『平安文学、いとをかし』。

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昨年の大河ドラマ『光る君へ』を見ていなかったら、今までの自分なら絶対に行かなかったでしょう。

明治生命館は昭和9年に竣工した、重要文化財の建物です。

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重厚で美しい外観が青空に映えます。

建物の中もレトロなエレベーターや、操作盤、郵便ポストなどがきれいな状態で残っていてそちらもゆっくり見学したかったです。

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静嘉堂文庫美術館の方は、岩崎彌之助が創設して息子の小彌太が拡充したコレクションを有しています。

展示内容は一部を除き撮影可だったのですが、写真を撮る人が真ん中に止まって動かないのが結構邪魔で、鑑賞より撮影が目的みたいになるのもどうかな?と思ったので、自分は光る君へに関係する何点かだけ撮りました。

『紫式部図』(江戸時代)

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『源氏物語図屏風』江戸時代

これは第九帖「葵」紫の君の髪を切り揃えている光源氏。

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また撮影は不可だったのですが曜変天目も展示してあり、見られて嬉しかった。

売店にあったこのぬいぐるみ!も触ってみたかったので満足です。それにしてもこの本物そっくりの布、すごいな。

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普段は大河ドラマをほとんど見ない私ですが、一年かけて見るとまた興味ある世界が広がっていいことよのぉ~と実感しました。

今年の大河も出版がテーマだからこういうイベントがどこかでありそうですね。

 

 

2024年7月17日 (水)

高蔵寺阿弥陀堂@角田市

以前Xを見ていたら、都道府県別の古い建物の一覧があって、当然ながら奈良には平安時代の建物がたくさん残っていたわけですが、宮城県にも平安時代に造られた阿弥陀堂が残っていると知り出かけてみました。

角田市の勝楽山高蔵寺の阿弥陀堂です。

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1177年に建立された、宮城県最古の木造建築だということです。

木々に囲まれて建つ阿弥陀堂はシンプルですがとても品があって美しい。

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ちょっと見とれてしまいました。

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その前には樹齢八百年の高蔵寺の大杉が立っており、こちらも見上げるほどの高さです。

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天気のよい暑い日でしたが、独特の静けさと空気に満ちていて、とてもよかったです。

隣の公園内には江戸時代の住宅も保存されており、こちらもすっきりとしたきれいな家でした。

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住宅の前の庭もよく手入れされていて、私は今回初めて知りましたが大切に地域の人によって守られていることがよくわかりました。

Xには時々こういう有意義な情報があるので侮れません。

行って本当によかったです。

 

2024年6月13日 (木)

太宰府天満宮の仮殿とMカフェ

現在太宰府天満宮では本殿の工事が行われていて、その間仮殿が設けられています。

今しか見られない仮殿なので見にいってきました。

雨が降っていたので人が少なくてよかった。

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緩やかなカーブを描いた屋根に天満宮周辺の緑と調和した木々が植えられています。

設計は藤本壮介氏です。

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賽銭箱もカーブしていてとっても素敵。

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お参りしてから九州国立博物館に行く途中にいたニャンコ。

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大きな吹抜のあるロビーにMカフェがあります。

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コーヒーと紅茶を頼んだのですが、この小石原焼のカップと小皿がめちゃくちゃかわいい!!

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こんな淡い色遣いのものがあるとは知りませんでした。これはぜひとも欲しいです。

飲み物もついてきたお菓子もおいしくて、博物館には寄らなくてもまた行きたい。

そして後日、小石原まで行って買ってきました。

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同じものはなかったけどこのピンクがお気に入りです。

左上の手拭いは博物館の売店で買ったもの。2年前に色違いのモスグリーンを買ってたのに忘れてた(^_^;)

太宰府は福岡にいたときよりはるかにしょっちゅう行っているかも。

 

2024年5月30日 (木)

警固神社@福岡市

4月の終わりに1週間ほど福岡に帰省しました。

その時の思い出をいくつか。

到着した日にホテル近くの警固神社へ。

何年か前に御朱印をいただきに行ったとき、大々的な工事をしていたので何かな?と思っていたら、なんと9階建ての立派な社務所ビルができてました。

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とても神社の社務所には見えない!

軒裏に木が使われていてとてもカッコいい。

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境内のクスノキとも調和していていい感じです。

ここの1階に入っているブルーボトルコーヒーでお茶したいと思って行ったのですが、店内は大混雑。

オーダーするまでもしてからも、かなり待ちました。

店内は人も多くガヤガヤしていたので外のベンチでカフェラテとクッキーを。

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いや~、やっぱり福岡は人が多いと初日から実感しました。

外国人も多い!毎回感じるけど仙台とは雰囲気が違うな~。

2024年3月11日 (月)

東日本大震災から13年

今年も3月11日が巡ってきました。

13年も経つと世間の興味はだいぶ薄れつつあるのかもしれませんが、今年は元日に能登で大きな地震があったためか、当時を思い出してまた思いを新たにする人も多かったようです。

写真は昨年、亘理郡山元町にある震災遺構 中浜小学校 に行ったときのもの。

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折れ曲がった建具や、浮き上がった床材、落ちかけの天井、流れてきた木などが保存公開されています。

こちらの小学校では、建築時に周りの土地より嵩上げして建てられていたため津波は2階までしか到達せず、子供たちは屋根裏に避難して助かったということです。

避難していた時のまま保存してある屋根裏も見学することができました。

このような震災遺構は沿岸部のいくつかの市町にありますので、今後も機会があれば訪れていきたいです。

そしていつまでも忘れないように。日本中どこにいても災害時の自分の行動を考えていきたいと思っています。

 

 

 

2023年12月22日 (金)

旧国鉄日中線熱塩駅

11月のことですが喜多方から山形へ戻る途中、旧国鉄日中線の熱塩駅に寄ってみました。

こころ旅で2020年の秋にも放送されたところです。

駅への細い道を上っていくと、絵本に出てきそうな予想外にかわいらしい駅舎。

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裏側にはホームもそのまま残っています。こころ旅ではここに腰掛けてお便りを読んでいました。

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線路跡に残る踏切。

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転車台も残っていました。

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南に向かう廃線跡。

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木の改札口です。

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内装も昔のまま。

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思っていた以上にきれいに保存され、近隣の方たちがよく守っていらっしゃるなぁと思いました。

夕暮れ時だったこともあってちょっと寂しい雰囲気もありましたが、ここはまた春にも訪れてみたいです。

2023年9月29日 (金)

福岡大名ガーデンシティ

福岡大名ガーデンシティは旧大名小学校跡にできた複合施設で、ホテルやオフィス、共同住宅などの新しい建物が昔の小学校の校舎と共存して建っています。

去年はまだ工事中だったので、今回初めて行ってみました。

明治通りから入って

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ピロティを抜け2階に上がると

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芝生の広場と向かい合って旧小学校の校舎が見えます。

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私はここの小学校に行ったわけではないけど、同級生にはここ出身の子もいました。

校舎を壊さなかったのは英断だと思うけど、あまりに対比がすごくて釣り合ってるのか、美しいのかはよくわからない(^_^;)

1、2階にはレストラン・カフェやファンション関係のお店が入っていました。

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オフィス部門には入口まで行けました。ドラマなどで見るようなICカードをピッてして入る仕組み。カッコいい。

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マンションもある。ここの1階には老人憩いの家や集会所もありました。

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芝生には、テイクアウトで買ったらしいものを食べながらくつろぐ人が沢山いました。

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レストランは若干お高めだけど、一度は入ってみたいなぁ。

イムズの後も大きく変わってしまうし、天神も私が知っている時代とは本当に別の街になっていきます。